山椒の木

 久々の更新です…(・・;;

 何も書いてないわけではなく、書きかけで中断しているものばかりで(笑)。書きかけの記事は下書きとして保存してあって、中にはだいぶ長い事寝かせっぱなしの記事もあります(汗)。下書きの中で一番新しいものは夏の暑い頃のやつだなあ…、これはボツにして書き直すか。
 ぐーたらで、ほんとダメですねえ…ああそうそう、最近新たに始めた事があるので、それについて書いてみます。

 6月の半ば頃から、山椒の木を育て始めました。

 Twitterへの投稿を参照すると、6月18日の事だったようです。確か、草木の写真を撮っていたのだと思いますが、その時、庭の隅で変わった形の葉をつけた芽を見つけて興味が湧き、空いていた器に植え替えて玄関に置きました。
 私には特に植物を育てた経験はないし、そのまま庭に置いておくのがその芽にとっても良いのでしょうけど、それだと親父が雑草と一緒に抜いて捨ててしまうんじゃないかと思ったもので(笑)。

 しかしこの時点ではこれが何の木かは私にはわかっていませんでした。何となく、「山椒かなあ」とは思っていましたが。

 この芽が山椒だという事がはっきりわかったのはそれから10日ほどたった頃の事です。器に植え替えた当初は玄関の靴箱の上に置いていましたが、数日後、もう少し大きい器に替えて室内の窓際に移しました。しかしこれがいけなかった。
 室内に移して1~2日すると、まだ4枚ほどしかない葉のうちの2枚が褐色がかった色になってきました…。
 再び置き場所を玄関に戻しましたが状態がなかなか回復しません。ホームセンターで買った植物活力液というのを与えてみたりもしましたが、活力が出て来ない感じです。どう対処してよいか全くわからず、とりあえず、だめになった葉を取ってみたのですが、葉を摘んだ時に手に付いた香りでこの芽が山椒だとわかりました。

 この処置が良かったのか悪かったのか、ともかく、それから3日ほどすると新しい葉が出てきました。まだ完全には活力を失っていないようです。望みが出てきました。

 山椒について、ネットで色々調べてみました。根の張りが浅く、水分不足になりやすい事、半日陰の場所でよく育つ事等わかりました。窓際に置いたのは日当たりの良い所に置くのが良いかと考えての事だったのですが、日当たりが良すぎて、かえって水分不足になってしまったようでした。
 さらに一週間ほど見ていると、新しく出た葉も大きく育ってきました。新しい葉は見ただけでわかる山椒独特の形をしています。

 最初の数日でうっかり枯らしてしまうところでしたが、この失敗を乗り切ってからは順調に来ています。梅雨が明けて7月の終わり頃になると、これも山椒の特徴であるトゲも出てきました。
 写真ではわからないと思いますが、この頃はカップ麺の空き容器に植えていました(^^;;。ちなみに一番最初に使ってた器はケーキの空き容器です(^^;;;;。
 しかしいつまでも空き容器というわけにもいきませんので、庭の隅にころがっていた植木鉢に植え替えました。8月の終わりの事です。

 もうひとつ、このままにしておくわけにいかない事があります。植木鉢に植えておける間はいいですが、それにしてもいつまでも玄関に置いてはおけません。
 しかし山椒の葉はアゲハチョウの幼虫が好んで食べるとの事(Wikipediaで調べました)。アゲハチョウが外を飛んでいるうちは外に出せません。まだ小さい木に卵を産みつけられたらおしまいです。
 結局、夏の間はずっと玄関に置いておき、10月下旬に鉢を玄関脇の屋外に出しました。

 外に出すと、若木はぐんぐんとたくましくなっていきました。いきなり外に出すとしおれてしまうのではないかと心配もしましたが、取り越し苦労だったようですね(なんという過保護)。左の写真は11月13日の山椒です。

 さて、今のところ順調ですが、この先、初めての冬、そして再びやってくる夏(アゲハチョウの恐怖(^^;;)。さらに大きくなったら地植えに移行させたいし、いろいろ手間もかかるんだろうなあ。
 まあ、楽しみでもあるんですが、ね。