冷蔵庫内の政権交代

　午前中に、ビールの買い出しに行ってきました。

　何年か、キリンの『ザ・ゴールド』を愛飲していたのですが、取り扱う店がだんだんと減ってきて…。それでも、以前は酒屋さんに注文して取り寄せてもらったりしていたのですが、これがかなり面倒でして！
　問屋の在庫状況によって、注文してから届くまで、早いときと時間のかかるときとで日数にだいぶ開きがあり、入荷したとの連絡をもらっても引き取りにいく都合がなかなかつかなかったりすることも多くて、『ザ・ゴールド』はあきらめる事にしました。

　『ザ・ゴールド』以前はやはりキリンの『クラシック・ラガー』を飲んでいたのですが、ちょうどその頃、『一番搾り』の原料が麦芽100%に切り替わったので、そちらを試してみたところ、以前のようなアルコール度数の高さから来る暴力的な感じがなくなり、すっきりとした品のよい味わいになったと感じました。
　ただ、もう少し手応えが欲しいかな、という気もして、再び『クラシック・ラガー』を試してみたり、『一番搾り』に戻したり、と、ここ半年くらい迷っていましたが、どちらとも決められません。
　自分にとってビールの基本は『クラシック・ラガー』なのですが、やはり麦芽以外の副原料を使っていると若干生臭い後味が舌に残るように感じます。麦芽100%で『クラシック・ラガー』を作ってくれると史上最強のキリンビールになるんじゃないかな、と思うのですけど、ねえ。
　以前、明治時代のキリンのレシピで製造したビールが期間限定で出ていたのですが、個人的にはこれが一番好みでしたね。あれ、レギュラー製品にしてくれないだろうか…。

　とまあ、今までいろんな銘柄を迷って試してきたのですが、私これまで、一貫してキリンの製品を愛飲してきた、“キリン党”であります。
　が、このたび、うちのビールも“政権交代”！今日はサントリーの『モルツ』を買って参りました。現在冷蔵庫にストックされている『一番搾り』がなくなり次第、『モルツ』に切り替わります。
　さて、サントリー党『モルツ』内閣は長期政権となるか、短命に終わるのか？(^^;;